ここでは網干総合車両所明石品質管理センターに所属している207系1000/2000番台の編成別写真を公開しています。

■運行範囲
東海道本線・山陽本線(草津〜加古川・朝夕のみ運用。日中は京都〜西明石)
福知山線・学研都市線・東西線(篠山口〜奈良・篠山口〜新三田、木津〜奈良は朝夜のみ)
■車両の説明
 207系1000番台は、先に登場した0番台をベースに東海道、山陽本線、福知山線向きに1994年製造されました。0番台との違いは、編成の自由度を高めるためクモハ207が設定された事、クーラーが変更された事、インバーター素子の変更(パワートランジスタ→GTO)など、車体形状は変わらないもののいろいろな部分が変更されています。

 207系2000番台は、福知山線〜東海道線の普通電車の全207系化と宮原電車区103系置き換えのために2002年に投入されました。車体形状はほぼ変わらないものの、VVVFインバータ素子は223系2000番台を基本としており、運転台も扱いに差が無い範囲で223系2000番台に合わせています。

 また、2次車からは同時期に製造された223系2000番台と同じくガラスの色がグリーンに変更されています。
 2005年からはブルー濃淡の塗装から紺+オレンジの新塗装に順次変更され、2006年の3月に完了しました。
しかし、ATS表記などにかつての青帯の面影が残っています。
 以前は学研都市線京田辺〜木津間のホーム有効長が4両分しかなかったため京田辺で分割併合を行っていましたが現在は京田辺〜木津間の7連対応工事が完了したため分割併合せずに7両固定編成として運用されています。
1000番台T編成 4連19本
T1 T2 T3 T4 T5 T6 T7 T8 T9 T10
T11 T12 T13 T14 T15 T16 T17 T18 T19  

1000番台S編成 3連54本
S1 S2 S3 S4 S5 S6 S7 S8 S9
S10 S11 S12 S13 S14 S15 S16 S17 S19
S20 S21 S22 S23 S24 S25 S26 S27 S28
S29 S30 S31 S32 S33 S34 S35 S36 S37
S38 S39 S40 S41 S42 S43 S44 S45 S46
S47 S48 S49 S50 S51 S52 S53 S54 S55

全車東芝製GTO-VVVFインバータ搭載。


2000番台T編成 4連11本 ()内は製造区分
T20(1) T21(1) T22(1) T23(2) T24(2) T25(2)
2社 2社 東芝 三菱 東芝 三菱
T26(2) T27(2) T28(2) T29(2) T30(1)  
東芝 三菱 東芝 三菱 三菱

2000番台S編成 3連12本 ()内は製造区分
S56(1) S57(1) S58(1) S59(1) S60(2) S61(2)
東芝 東芝 東芝 東芝 三菱 東芝
S62(2) S63(2) S64(2) S65(2) S66(2) S67(2)
三菱 東芝 三菱 東芝 三菱 東芝

2000番台編成の下欄はインバータ製造会社。
T20/T21編成はクモハが東芝、モハが三菱製インバータです。


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